この【頑張る君にズームイン】は、地元の学生にスポットを当て、頑張っている学生を紹介していく企画です。

 
今回、取材に足を運んだのは、「 豊橋工業高校 サッカー部」です!
 
選手主体のボトムアップ方式を取り入れ、日々努力する彼らの姿と、それを支える指導者の想いを取材してきた。
 

豊橋工業高校

 

 
豊橋工業高校は豊橋鉄道渥美線の南栄駅より西へ徒歩8分のところにあります。
 
豊橋工業高校は6つの専門学科から構成されており、機械系(機械科・電子機械科)、電気系(電気科・電子工学科)、建築系(建築科・土木科)の3つに分けられています。
 
昭和19年に開校し、創立73年を超える伝統と歴史のある工業高校です。
工業に関する専門的な教育はもちろん、「知・徳・体」のバランスのとれた人間形成を目指しています。
 
卒業生は2万2千人を超え、地域内外で広く活躍しています。
 
平成28年度には、「第35回 全国高校生建築製図コンクール」において建築科の学生が金賞と銀賞のダブル受賞に輝いています。金賞と銀賞のダブル入賞は20年ぶりの快挙です。
 
陸上部の短距離も東海大会出場を決めるなど、まさに、「知・徳・体」の各方面で豊橋工業高校の学生は活躍しています。
 

豊橋工業高校サッカー部

 
豊橋工業高校サッカー部では、2017年10月から選手主体のボトムアップ方式を取り入れています。
ボトムアップとは、選手自身が自ら意見を出し合うことで考える力を高めることが狙いでもあります。
 
指導者が見守る中、日々、選手主導で練習に取り組んでいます。
 

スローガン

・自主自律

部員数

・1年ー0名 (2018年度 新入生募集中)
・2年ー15名
・3年ー13名
・マネージャー0名

チーム目標

・県大会出場
・人の上に立てる大人になる。
(社会で生き残れる人間)

アピール

・家族のように仲良し(チームの雰囲気が良いところ)

チームの強み

・行動力(スピード感)
・発信力
・助け合い
 
豊橋工業高校
 

新たなる挑戦

 
「ボトムアップでの大切なことは選手1人1人が主役になることであり、自主性が重要だ」と話すのは、豊橋工業高校サッカー部顧問の近先生。
 

近 雄太 監督
豊橋工業高校サッカー部
「サッカー歴」
豊川工業高校サッカー部
東海理化SC (2008〜2012)
コニカミノルタSC (2012〜2014)
ラジルFC東三河 (2014〜2016)

 
ー ー ー ボトムアップを取り入れたきっかけは何だったんですか?
 
新チームとなるタイミングで、選手たちが自分たちで考え取り組めるチームでありたいと思い、ボトムアップを取り入れました。
 
 
ー ー ー ボトムアップを取り入れて変化は感じていますか?
 
選手自身が、ボトムアップを実践しようとしていて一生懸命さを日々感じられるようになってきました!少しずつ良くなってきていると思います。
最近では、自主的にやる意欲も感じられるようになってきました。
 

 
 

1人1人がチームの主役

 
「選手主体になるからこそ、大切にしていることがある。」
そう語ってくれたのは、キャプテンの戸澤樹哉選手です。
そんな戸澤キャプテンにボトムアップやチームについてインタビューしました。
 
 
ー ー ー ボトムアップでは具体的にどのようなことをやっていますか?
 
そうですね!練習メニュー、練習スケジュール、練習時間、スタメンの決定などを選手自身で行なっています。
その他にも、試合前にユニフォームチェックするユニフォームリーダーやボールの空気などを確認するボール担当などの役割が決められています。
 
自分たちで全てやるからこそ、1人1人が色々な場面で周囲に目を向けられるようになってきました。
また、キャプテンとしても普段の練習やミーティングで1人1人の意見を聞くことを大切にしています。
 
 

(写真左:後藤強兵選手 3年 MF)  (写真右:戸澤樹哉選手 3年 GK)


 
次に、戸澤キャプテンに、チームで紹介したい選手を1人だけ選んでもらうことにしました。
 
キャプテンが是非インタビューをと連れてきてくれたのが、副キャプテンの後藤強兵選手です。
早速、後藤選手にもいくつか質問をさせてもらいました。
 
 
ー ー ー 戸澤キャプテンはチームメイトから見てどのようなキャプテンですか?
 
そうですね!周りをみて行動ができるキャプテンだと思います。あと、頼り甲斐があります。
 
 
ー ー ー 後藤選手からみて今年のチームはどのようなチームですか?
 
一言で言えば仲良しですね!
練習時間は以前に比べ減っているのですが、ミーティングや選手同士での意見交換を行うようになり、選手同士の関係性が良くなっていると思います。
 

 

ボトムアップは楽しい?

 

入学して1年を迎えた2年生たち!
ボトムアップを実践するなか、近先生が2名の選手を紹介してくれました。
2年生の大原悠希選手と佐田拓海選手です!
 

(写真左:大原悠希選手 2年 FW)  (写真右:佐田拓海選手 2年 DF)


 
ー ー ー 大原選手、今のチームの雰囲気はどうですか?(写真左側)
 
2,3年生と仲が良く、みんなと気軽に話せることができて楽しいですね!
自分自身もボトムアップの経験は初めてなのですが、自ら考えるようになり責任が生まれ、1人1人が自覚を持って行動できるようになったと感じています。
 
ー ー ー 佐田選手はどのように感じていますか?(写真右側)
 
大原くんが言ってくれたようにすごく仲良しなんですが、1人1つリーダーが決められていて役割や責任を持って取り組んでいます。
私は、声出しリーダーを任せられていて、チームとしてネガティブ発言を減らそうという取り組みから、前向きな声かけや積極的な声かけを心掛けています。少しずつですがチームの中でも変化が生まれてきているように感じています。
 

指導者の想い

 

 
最後に、近先生にサッカーに取り組む学生たちへの想いを伺いました。
 
ー ー ー サッカーを通じて、選手たちに何を学んで欲しいですか?
 
サッカーは立派な大人になるための1つの方法だと考えています。
 
仲間と切磋琢磨しながら、自分の頭で考えること、周りを見て行動することを学び、社会人として羽ばたいていって欲しいです。
将来、彼らが自分の選んだ道で、活躍する姿を楽しみにしています。
 
ー ー ー 豊橋工業サッカー部を目指す中学生へメッセージを!
 
ボトムアップは聞きなれない言葉かも知れませんが、選手として、人として成長できるように共に最高の人生をデザインし、創りあげよう!
 

 

取材した感想

 
取材をさせて頂いて感じたことは、ボトムアップと共に成長し続けている様子でした。
練習においても自主的に意見交換をしている姿が見受けられ、コミュニケーションを図ろうと積極的に行動していたことが印象的でした。
 
また、顧問の近先生が豊橋工業サッカー部のことを”家族”と表現するほど仲が良く、「自分がお兄さんで、選手はみんな弟みたいなんですよね!」という言葉からも監督と選手の信頼関係を感じることができ、今後の成長がすごく楽しみとなる取材でした。
 

平成29年度 成績

 
平成29年度 第71回 愛知県高等学校総合体育大会東三河支部予選会サッカー競技
・平成29年度 第2回戦 ● (0-2) vs  豊橋南高校 1回戦敗退
 
平成29年度 東三河支部サッカー競技大会
 
・平成29年度 第1回戦 ○ (6-0) vs  新城東高校
・平成29年度 第2回戦 ● (0-4) vs  豊川高校 2回戦敗退
 
平成29年度 第96回全国高校サッカー選手権大会東三河支部予選会
 
・平成29年度 第1回戦 ○ (5-1) vs  豊丘高校
・平成29年度 第2回戦 ○ (4-0) vs  御津高校
・平成29年度 第3回戦 ● (2-3) vs  蒲郡高校 3回戦敗退
 
 


 

[ 学 校 名 ]  愛知県立豊橋工業高等学校
[ 住所 ]  〒441-8184  愛知県豊橋市草間町官有地
[ TEL ]  0532-45-5635
[ 学校HP ]  豊橋工業高校学校HP
 
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