こんにちは。ちゃんらいです。
今日は、会計について記事にしました。
就活を行うにあたり、知っておきたい会計用語について説明していきます。
 
 
ここで紹介する用語は、就職活動の場だけでなく、社会に出た時のビジネスシーンでも登場する機会の多い言葉になります。
 
 
面接官との会話で差を付けたい。社会に出てお客さまとの会話の中で差を付けたい!そんな方に読んで頂ければ幸いです。
 
 
今回は、会計のもっとも基本の用語から、こちらの言葉を紹介します。
 
 

 
 
簿記を学習する人にとっては良く聞く言葉であると思います。
そんな会計用語をどんな場面で用いられるかを踏まえながら紹介します。
 
 

財務諸表とは

決算日から1ヶ月が経過した会社の社長室。
今年度の決算について社長と経理部長、そして顧問税理士の三人が会話をしています。
 
 
 

社 長
「経理部長、決算書の数値が固まったと聞いたけれど、当社の決算はどうだったかな?」

 
 
 
 

経理部長
「はい。出来上がった財務諸表がこちらになります。損益計算書をご覧下さい。当社の販売するX製品が好調な売れ行きを示しており、そのお陰もあって増収増益です。」

 
 
 
 

社 長
「今期も黒字だね。うむ、我が社も順調に成長しているな。X製品の受注も伸びると見込まれているし、次期は設備を増やして増産体制を整えても良いだろうな。ところで先生、利益が増えるとなると、今年の法人税の納付額も増えることになりそうですね。」

 
 
 
 

顧問税理士
「はい。作成頂いた財務諸表に基づき確定申告書を作成いたします。以前お伝えした概算のとおり、納税金額が昨年度に比べ増えていくと思われます。」

 
 
 
社長は「決算書」と表現していましたが、会社の数字に関する様々な報告書を「財務諸表」と呼んでいます。
そして、財務諸表の一つが「損益計算書」と呼ばれ、社長は損益計算書をみて会社の業績を理解していました。
 
 
 

財務諸表とは


 
もっとも基本的な財務諸表は二つあり、今回の記事で紹介する「損益計算書」(Profit and loss statement)と、もう一つは「貸借対照表」(Balance sheet)です。それぞれ英語の頭文字を取って、損益計算書はP/L(ピーエル)、 貸借対照表はB/S(ビーエス)と略して呼ばれる事があります。
 
 

損益計算書でわかること


 
損益計算書には
収益
費用
利益
この三つの金額が記載されています。
 
 
 
上記の金額から、社長は会社の業績を確認し、X商品の販売が功を奏したこと判断しました。
 
 
企業の活動を通じて得られた「成果
 
そして、成果を上げるために費やした「努力
 
この二つを比べる事で、会社の「儲け」が計算できます。
 
 
 
 

収益

収益は、企業が一年間を通じて得た成果です。
企業がお客さまに商品を販売して得た収入をイメージしましょう。
 
 

費用

費用は、先ほどの収益を獲得するために費やした努力や犠牲です。
お客さまに商品を販売するため、商品を製造したり、販売する従業員を雇ったり、広告宣伝を行うことで生じる支出をイメージしましょう。
 
 

利益

収益から費用を引き算した差額が「利益」です。マイナスになると「損失」とよばれます。
黒字・赤字というのは収益と費用の差額がプラスであるかマイナスであるかを指しています。
 
 
 
 

増収増益


 
先ほどの会社の話に戻りましょう。経理部長から「増収増益」という言葉が出ていましたね。
増収増益は、収益と利益の推移を示す言葉です。
この会社は文字の通り、「収益」が増えて「利益」も増えた事を示しています。
 
 
収益が増えたとしても、それ以上に費用が増えてしまえば利益は減り、「増収減益」となります。
また、収益が減ったものの、費用を抑える事で「減収増益」となる場合もあります。
収益も利益も減少してしまった場合には「減収減益」です。
このように企業の業績が好調であったかどうかを端的に示す言葉と言えます。
 
 

財務諸表の利用場面


 
このように、財務諸表を直接目にすることは少なくても、財務諸表の内容に関する会話を理解するためには、会計用語を知っておく事をオススメします。
 
 
たとえば、あなたがこの会社に対する営業担当者である場合、社長から出た「増収増益」という言葉をもとに、「企業の前向きな姿勢から、新たなビジネスの機会が眠っているかも知れない」と考えられるようになりますね。
 
 
 
また、財務諸表の利用の場面を知っておく事も大切です。顧問税理士の先生から出た言葉として「確定申告」があげられます。
 

 
 
企業は一年間で獲得した利益を元に、法人税という税金を納めます。
法人税は「所得」と呼ばれる税法上の儲けを基準に計算されるのですが、所得は財務諸表の数字を元に計算されます。
このような法人税の計算手続きを「確定申告」と呼んでいます。
 
 
このように、財務諸表は経営者が企業の業績を知るために利用するだけでなく、様々な目的で利用されます。
 
 
今回説明した以外の利用方法は、また別の機会に紹介させて頂きます。
 
 

おわりに

今回紹介した損益計算書は、大まかなイメージを持って頂くことを狙いとして紹介いたしました。
 
 
収益って、どんな項目があるの?
費用って、どのように分類されるの?
 
 
そんな風に会計に興味を持って頂けると嬉しいです。
 
 
これからも就活や社会に出るにあたって役に立つ会計知識をお届けしたいと思います!