この記事は2016年4月15日に公開されたものを、2018年4月4日に更新したものです。

 

4月になりました。
 

世間は歓送迎会シーズン真っ只中。

夜の駅前では、顔を赤くしたサラリーマンが「次の部署でも頑張れよ!」と励まし合っている姿をたくさん見ます。
 

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この時期は「〇〇常務が専務になった」とか「●●株式会社の△△取締役と××執行役員がご挨拶に来られる」のように、普段あまり聞きなれない「役職」を耳にする機会が増えますよね。
 

そこで、今日は「これだけは押さえたい!社会人の基本講座」の第二弾として、「どっちが偉いの?会社における役職」をお届けします。
 
 

役職のキホン

会社における役職とは?

役職とは、それぞれ役割や責任を与えられた職務のことです。
 

部長は会社の一部門を管理する責任者ですし、課長は中間管理職として部長の下で一つの課の管理を任されています。

ひとえに「部長」と言っても、会社の規模によって部下が数百人の場合もあれば数人の場合もあり、位置付けは様々です。
 

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呼称としての役職と法律上の役職

そもそも、「社長」や「部長」などはそれぞれの会社ごとのルールによる呼び名でしかありません。
 

一方で、「代表取締役」や「取締役」、「監査役」などは会社法という法律で定められています。

これについては最後の方でもう少し詳しく説明します。
 
 

誰が偉いの?

一般的な偉い順

これさえ覚えておけば、誰が偉いかが一目瞭然!



会長 > 社長 > 副社長 > 取締役(専務>常務)> 執行役員 > 本部長 > 部長 > 次長 > 課長 > 係長

 

会長、社長、副社長まではテレビや小説でも良く耳にするのでしっくりきますよね。
 

専務>常務 は覚えにくい!

専務は会社経営全般の管理について社長の補佐をし、常務は日常の業務に関して社長の補佐をすると定義されています。
けれど実際はこの通りでなく、単に専務の方がちょっと偉いという使い分けがほとんどです。
 
 

そして、一番微妙な立ち位置の 執行役員

役員と付くからには経営メンバーの取締役と思われがちですが、ちょっと違います。
 

取締役は経営メンバーとして「決定した責任」を問われます。
一方、執行役員はその名の通り「実行した責任」を持ちます。
 
しかも、執行役員は役員ではなくただの従業員なのです!

執行役員、なんかちょっとかわいそう〜
 
 

次長課長もややこしいですよね。
 
次長の正式な意味合いは、部次長。部長の次に偉くて部長を補佐する役割。

課長は部の下にぶら下がっている課を管理する人なので、次長の方が偉いですね。
 

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代表取締役=社長?

上で書いた通り、「代表取締役」は法律で定められていますが「社長」は呼び名でしかありません。

代表取締役とは、会社経営の意思決定を行う「取締役」の中で最も偉い人です。
 

一般的には社長が代表取締役を務めていることが多いですが、会長が代表取締役だったり、ごく稀に社長・専務・常務全員が代表取締役、という会社もあります。
 
 

まとめ

普段あまり会わない偉い人。

〇〇常務の方が年上に見えるから××専務より偉いと思ってた!なんて、見た目で判断しないで、この記事でちゃんと勉強してくださいね〜。

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