社会人になると参加する機会が増えるのが、結婚式

仲の良い友人の結婚や、会社の仲間、場合によっては取引先の人の結婚式など、参加の機会は増えていくもの。

幸せいっぱいのお祝いの席ですが、意外と見られているのがマナーです。

今回は、「これだけは押さえたい!社会人の基本講座」の第4弾!
「結婚式のマナー」を結婚式当日までの《準備編》と《当日編》の2回に分けてお届けします!

さっそく、《準備編》を見ていきましょう。
 

招待状の返信

招待状は、新郎新婦が人数を把握する上でとても大切なものです。

期限を守ることはもちろんですが、遅くとも1週間程度で返事を出すようにしましょう!

本来は毛筆や万年筆で書くそうですが、黒色ならボールペンでも全く問題ありません。

また、線を引くときは必ず定規を使ってまっすぐな線を引きましょう。

表面の書き方

宛名の「行」は二重線で消し、横に少し大きめに「様」と書きます。

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裏面の書き方

招待状を受け取った側への敬語である「御」や「御芳」は二重線で消します。

出席に丸をするだけでなく、「慶んで(喜んで)出席させていただきます」など、一言添えるとより丁寧です。
 
また、新郎新婦に向けたお祝いのメッセージを書きます。
新郎新婦だけでなく、親御さんが見る可能性も高いので、あまり砕けすぎないことがマナーです。

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ご祝儀の用意

結婚式当日は、慣れない服装や髪のセットなどでバタバタしがち。

ご祝儀の用意は必ず事前にしておきましょう!

ご祝儀袋は、毛筆・筆ペンを使って楷書体で丁寧に書くのが基本です。

万年筆やボールペンは一般的にマナー違反とされているので気をつけて下さい。

ご祝儀の金額

全日本冠婚葬祭互助協会のH24年度調査によると、新郎新婦との関係にもよりますが、相場としては3万円という回答が多いようですね。

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表書きの基本

すでに「寿」や「御祝」と書かれているものがほとんど。

贈り主の名前は、この字よりもやや小さめに書く方が良いでしょう。

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中袋のマナー

金額や住所・名前はきちんと書きましょう。

封筒の口は、のり付けする必要はありません。

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お札の向き

お札の向きを揃えて、表面(人物が印刷されている側)が上にくるように包みます。

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番外編(新札の裏技)

お札は新札を用意するのがマナーです。

事前に、銀行や郵便局で両替しましょう。

万が一忘れた時はアイロンを使ってシワを伸ばすという裏技があるそうです!

おいちゃんに実践してもらいました!

①お札を、軽く湿らせる。(アイロンにスチーム機能が付いている場合は不要)

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②布を当てて、お札を伸ばす

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いかがでしょう?

これが、裏技実践前。
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そしてこれが、実践後。
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新札とまではいきませんが、かなりキレイになりました。

服装

一番大切なことは、「主役は新郎新婦だ」ということ。
おしゃれにこだわりすぎてマナー違反になることのないようにしましょう。

男性編

①基本のスーツ
黒のスーツ、黒に近いダークスーツが基本です。
白に近いグレーや、派手なストライプ柄はNGです。
 
②シャツ・ネクタイ
シャツは無地もしくは近づかないと分からない程度の柄の白シャツが基本。
ネクタイも白が基本ですが、シルバーや光沢感のあるパステルカラーのものもオシャレで素敵です。
 
③ポケットチーフ・カフスボタン
絶対に必要なものではありませんが、これらの小物でオシャレさをプラスすることができます。派手すぎるものでなければ、特に決まりはありません。
 

女性編

①ドレス
有名ですが、「白」のドレスは絶対にNG!白は新婦のものです。
極端に丈の短いスカートや肩を出したスタイルなども避けましょう。
 
②羽織物・バッグ等
「殺生」をイメージするためファーやレザー素材もふさわしくないと言われています。
 
③靴
ヒールのある、パンプスが一般的です。
ミュールやオープントゥなどはカジュアルに見えてしまうため、NGとされています。
 

マナーの大切さ

最近の結婚式は、ゲストハウスやレストランなどで行われるカジュアルな式も増えてきており、以前ほどマナーも厳しくなくなりつつあります。
けれど、結婚式は友人だけでなく、新郎新婦の親御さん・ご親戚の方など年配の方もたくさん出席されるため、全員が気持ち良く1日を過ごすためにもマナーを守ることはとても大切ですね。
 
今回は、「結婚式のマナー」《準備編》をお届けしました。
次回は、
・ 受付ってどうしたらいいの?
・ お祝儀はどう渡す?
・ 結婚式のテーブルマナー
など、「結婚式のマナー」《当日編》をお届けしますので、お楽しみに!
 
 
 
 

 
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