こんにちは!芝を見るとボールが蹴りたくなるTAKAです。
 
今回は2017年8月にソサイチ(7人制サッカー)・フットサルコートが豊橋にできたということを知り、さっそくお邪魔してきました。
 
どこへ行くにも、自転車の私、TAKAが豊橋駅から自転車を走らせること40分。
 
突如、周りをネットで囲まれた明るい空間が現れる。

ここが「フガールエスタディオ石巻」だ。
 

 
 
ネット越しから中を覗いてみると、綺麗な人工芝が、まず目に飛び込んでくる。
ソサイチコート1面、フットサルコート2面と広く、さらにスパイクも履いて良いというのはサッカー好きにはたまらない。
 
ボールを蹴りたいなーとボーっとしていると、このコートの代表の江口力也さんが声をかけてくれた。
 

株式会社ゆうき
代表取締役
江口力也さん
趣味:サッカー、スポーツ観戦
ライセンス:日本サッカー協会公認ライセンスC級ライセンス

 
「今日はどうしたんですか?!是非、見てって下さい!」と声をかけてくれたのだが、そもそも、スーツに革靴でサッカーをやる格好ではない私の姿を、不思議に思われたのであろう。
 
どうせ不思議に思われるならばと、豊橋初となるソサイチコート設立について、江口さんにいろいろと質問をさせていただくことにした。
 
話を伺っていくと、そこには、幼い頃からサッカーを始め、サッカーを愛し、この地域のサッカー文化に少しでも貢献したいという江口さんの想いがあった。
 

 

*利用者が気兼ねなく過ごせる場所*

 
ーーーーー株式会社ゆうきとはどのような会社ですか?
 
株式会社ゆうきとは、2012年に障害者総合支援法に基づく就労継続支援のための施設として設立した会社です。
 
(株)ゆうきでは、養護学校を卒業し一般企業への就職が困難な方に、就労機会を提供しています。
利用者の皆さんは日々、袋詰めなどの作業や簡単なお菓子作りなどを行い、働く喜びを学びながら生活の自立を目指しています。
そして、豊橋市の緑のアダプト制度にも積極的に参加し、利用者のみなさんが公園、街路樹周辺の清掃活動に関わることで、公園、街路樹への愛着心や美化意識の向上を図り、社会貢献活動を行なっています。
 
さらには、利用者の方々がストレスなく毎日を過ごせるよう、(株)ゆうきでは体を動かすことを積極的に取り入れています。
 

 
 
ーーーーー体を動かすこととは、どのようなことを行うのでしょうか。
 
例えば、公園に遊びに行ったり、遠足にいったり、みんなでボール遊びなどを行っています。
 
そういった運動の中で、仲間意識や向上心などを育てるお手伝いをしています。そのような活動から、利用者の方がより安全に安心して運動できる場所を提供できないかと考えて作られたのが、この「フガールエスタディオ石巻」なのです。
 
広いコートにより、周囲を気にすることなく動ける上、人工芝のコートのおかげで、怪我の心配もなく、安心して走り回れる環境となっています。
 

 

*サッカーを仕事にする*

 
ーーーーーそもそも、なぜサッカーコートなんですか?
 
実は、TAKAさんと同じく、私も大のサッカー好きなんですよ。
 
幼少期からボールを蹴り始め、サッカーの虜になると、その後は地元、熊本の高校でサッカーに打ち込み、大学では愛知県内の大学でサッカーに没頭しました。
そんな環境の中で、いつしかもっと幅広い人たちにサッカーを広めていきたいと強く想っていたからです。
 

 
 
ーーーーーサッカー文化を広げるためには場所だけでなく、指導者も必要となりますよね?
 
そうですね。
しかし、サッカー業界はサッカーの指導者として働きたいという思いだけでは、厳しい環境です。
実力があっても、なかなかそれだけでは生活をしていくのは難しいと思います。
 
一方で福祉業界もご存知の通り、人手不足が深刻になってきています。
 
(株)ゆうきで働く利用者は仕事内容がすぐに理解できなかったり、集中力が切れてしまうことも多々ありますので、側で支援する一般の職員も必要としていますが、働き手が非常に少ないのが現状です。
 
そこで、「福祉」と「サッカー」で人材を共有する仕組みを作りました。
 
 
ーーーーー人材を共有するとはどういうことですか?
 
人手不足の福祉業界と、サッカーの指導を仕事にしたい人々をつなぐということです。
 
日中は(株)ゆうきの利用者の方々をサポートしつつ、夜は小学生にサッカーを指導しています。
サッカーを指導する環境として「RICOPUENTE FC」というチームを作りました。
 

 
 
ーーーーー3つの関わりが重要なんですね。
 
そうですね。
「(株)ゆうき」「フガールエスタディオ石巻」「リコプエンテFC」は、それぞれが存在を補いあっています。
「福祉×サッカー」という取り組みをもっとみなさんに知っていただきたいです。
 

 
 
ーーーーーこれからが楽しみですね。
 
そうですね!
ここのフガールエスタディオ石巻を地域貢献・社会貢献の場として多種多様に、そして多くの方々に利用してもらえるようになれば嬉しいですね!
RICOPUENTE FCも2018年度よりジュニアユースのアカデミーを設立してチーム活動を進めていきます。
そのために、「(株)ゆうき」「フガールエスタディオ石巻」「リコプエンテFC」との関わりを強く、健常者・障害者・人種などの垣根を超えた取り組みを積極的に進めていきたいと思います。
 

 

インタビューを終えて

 
「働く場」と「スポーツの場」そして「指導者として働ける場」の3つが組み合わさる事で、みんなが幸せになれる空間を作り上げていると江口さんは教えてくれた。
 
今後は、「福祉×サッカー」という新しい枠組でのチャレンジがさらに注目を集めていきそうだ!
 
サッカーチーム「RICOPUENTE FC(リコプエンテフットボールクラブ)」という聞きなれない言葉だが、これはスペイン語で「豊か」を意味する【RICO(リコ)】と、「橋」を意味する【PUENTE(プエンテ)】を組み合わせてRICOPUENTE(リコプエンテ)FCと名づけられたという。
豊橋のこの地で、サッカーを愛する想いが世代を超え、新しい形で伝えられていくフィールドになっていくのが楽しみだ!
 

 
 
 
【施設概要】
・Jugar estadio (フガールエスタディオ石巻)
・RICOPUENTE FC (リコプエンテFC)
代表:江口力也
愛知県豊橋市石巻本町字西野4-3
TEL: 0532-88-7299
https://www.jugar-estadio.com/
 
【企業概要】
・株式会社ゆうき
代表:江口力也
愛知県豊橋市北岩田1丁目12番地5
TEL: 0532-61-1510