平成28年4月から豊橋市でスタートした「指定ごみ袋制度」

ごみ袋が有料になったことをきっかけに、ごみの分別・減量意識が高まった方も多いと思います。
 

そして、いよいよ平成29年4月からは、生ごみの分別収集も始まります。

私たちが生活する上で、「ごみ」との関わりは切っても切れません。

今後、上手に「ごみ」と付き合っていくためにも、豊橋市のごみ分別について、考えたいと思います。
 

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平成28年4月スタート
指定ごみ袋制度

指定ごみ袋制度が始まった背景

豊橋市では、平成10年度からごみ出しの際、「透明又は半透明の袋」を使うルールとなっていました。

これは、事業系のごみの持ち込みや、分別間違えによるごみ収集車の火災・作業員のケガの防止を目的としたものです。
 

しかし、残念ながら中身の見えない袋やダンボール箱に入ったごみなどのマナー違反がしばしば見られるようになってしまいました。

その結果、ごみステーションが乱雑化したり、火災などの事故が発生することも。
 

また、豊橋市は市民1人あたりが出すごみの量が全国平均と比べてとても多い地域です。
 

 
ごみの減量が呼びかけられ続けましたが、大きく減ることはありませんでした。
 
 

指定ごみ袋制

そのような課題の中、平成28年4月にスタートしたのが「指定ごみ袋制度」です。
 

 
「もやすごみ」「こわすごみ」がパッと見て分かるようにデザインされているため、ごみの分別意識を高め、ごみ出しマナーの徹底が期待されています。
 
また、有料ごみ袋を利用することで、ごみの減量やリサイクルの促進にも繋がることを目的としています。
 
 

「指定ごみ袋制度」と「ごみ処理の有料化」

「指定ごみ袋制度」と「ごみ処理の有料化」は似ているようで、全く別のものです。

「指定ごみ袋制度」は、その名の通り、ごみを出す際、指定された袋を使うことが義務付けられることです。

ごみ袋の値段は、袋の価格のみで決められており、製造しているメーカー、販売しているお店によって値段はバラバラです。
 

一方で、「ごみ処理の有料化」は、指定ごみ袋の値段にごみ処理費用がいくらか上乗せされている仕組みのことです。

ごみの処理にかかる費用が増加し、税金だけでは賄えなくなった場合に、ごみを出す市民のみなさまに処理費用の一部を負担してもらう制度です。
 

現在、豊橋市で行われているのはこのうち「指定ごみ袋制度」です。
 
 

いよいよ始まる!
生ごみ分別収集

生ごみの分別

豊橋市では、平成29年4月から「もやすごみ」と「生ごみ」の分別がスタートします。

生ごみとは、食品くずや調理くず、残飯などのごみのことです。
 

生ごみの持ち出しに利用する袋は、黄色半透明の袋で、「生ごみ」という文字の表記はありません。

「もやすごみ」「こわすごみ」と同じように、スーパーやドラッグストア・コンビニなどで購入できるようになります。


 
 

分別した生ごみは、バイオマス資源利活用施設でエネルギーへ

豊橋市は、平成29年度から生ごみや下水汚泥などの未利用バイオマス資源をエネルギーとして利用する事業を開始します。
 

 
生ごみ、下水道汚泥、し尿・浄化槽汚泥は神野新田に建設中のバイオマス資源利活用施設に集められ、メタン発酵によりバイオガスを発生させます。

バイオガスはガス発電に利用され、電気へと姿を変えます。

残った汚泥は炭化燃料に加工され、火力発電などのエネルギーとなります。
 
つまり、私たちの生活から出る「生ごみ」はこの設備によって100%エネルギーに再利用されるのです。
 
 

びん・カンもごみの出し方が変わります


 
びん・カンは、これまで町中にある「びん・カンボックス」へ投入するルールとなっていましたが、生ごみと同じく4月からはごみステーションへの持ち出しへ変わります。

びん・カンについては指定のごみ袋はなく、各自で「透明または半透明」の袋へ入れ、ごみステーションに持ち出しします。
 
 

大切なのは一人ひとりの意識

新しいルールができるのは少し面倒だ、と感じている方もいるかもしれません。

けれど、私たち住民がきちんとルールを守り、ごみを分別することで、今までは捨ててしまっていた資源からエネルギーが生まれ、回りまわって私たちを支えてくれるのです。

ごみを減らすことはもちろん、出たごみを可能な限り活用する意識を、一人ひとりが持てるといいですね。