この【頑張る君にズームイン】は、地元の学生にスポットを当て、頑張っている学生を地域のみなさんに紹介していく企画です。

 
 
 

ここは、夜の愛知工科大学
 

 

愛知工科大学といえば、地元蒲郡市の金属加工業者と連携した超小型人工衛星「がまキューブ」の製作や、NHK大学ロボコンでの全国優勝経験など、その名の通り“工学”に特化した理系大学だ。

また、2017年度より「IoTものづくりコース」が新設され、IoTによるものづくりの進化・革新を担うエンジニアの育成にも力を入れている。

(参考:東愛知新聞 11月15日/蒲郡の超小型人工衛星 愛称は「がまキューブ」愛知工科大学 お知らせ/2017年度IoTモノづくりコース開設

 
 

そんな、ものづくり人材が多数在籍する大学の中でも、ひときわものづくりを楽しむ精鋭部隊がいる。

ものづくり同好会だ。
 
 

今回は、このものづくり同好会の聖域ともいえる部室にお邪魔させていただいた。

現役大学生が心の底からものづくりを楽しむ様子を、ぜひご覧いただきたい。
 
 

【今回、活動の様子を教えてくれた、ものづくり同好会のメンバーはこちら!】

長井 さん
愛知工科大学3年生
ものづくり同好会 部長
通称、ぶちょー

 

吉田 さん
愛知工科大学3年生
ものづくり同好会

 

浅井 さん
愛知工科大学3年生
ものづくり同好会

 

竹内 さん
愛知工科大学1年生
ものづくり同好会

 

小柳津 さん
愛知工科大学1年生
ものづくり同好会

 
 

なんでも作る!ものづくり同好会

とにかく、自由!!

 

――普段は、どんな活動をされているんですか?
 

ぶちょー
「ものづくり同好会は、工学部の男性12名が在籍し、月水木の講義後に活動しています。

作るものは何でもOKで、棚をDIYしたり、3D-CAD(キャド)を使って設計したロボットを作ったり、食べ物を作ることもあります!」

 
 


(右上)軽音部から壊れたストーブを貰い、修理して使用中


 
 

――ものづくり同好会の歴史は長いんですか?
 

ぶちょー
「いえ、2015年にできたばかりの、新しい同好会です。
 

同好会を設立した先輩方が昨年卒業され、メンバーが僕を含めて2人になってしまいました。

一時は廃部の危機に直面しましたが、部室も改装し、自由度を高めることで新しいメンバーを迎えることができました!」

 
 


きっちり整理された工具ロッカー


 
 

――自由度を高める?
 

ぶちょー
「このものづくり同好会の特徴ともいえます。

料理含め、個人個人が作りたいものを作れる場として、工具やCADなどのツールの使い方を上級生が教えたり、創作のアイデアを既に世の中にあるもの無いもの関わらずみんなで出し合ったりと、「『とりあえず作ってみる』ができる環境を提供する」ことを考えました。
 

また、別の部活に入ったけど馴染めなかった人や、特に自分で作りたいものは無いけど何かしたいという人まで、どんな人でも受け入れる場所でありたいと考えています。」

 
 


あとは自由だぁぁぁ!


 
 

――1年生の竹内さん、小柳津さんはどうしてこのものづくり同好会に入ったんですか?
 

竹内さん
「先輩方がとても楽しそうだったからです。

とにかく自由で、『なんでも作ります!』というキャッチコピーの通りの同好会です。」

 

小柳津さん
「正直、自由度は日本一どころか、世界一だと思います!」

 

 


トイレットペーパーの設置台も、もちろん手づくり。左の鍵掛けがポイント。


 
 

――ホントに自由なんですね(笑)
  これまでの、自信作を見せてください!

 

ぶちょー
「これです!!」

 

 
 

なんと、出てきたのは本物そっくりの太鼓の達人!!!

思わずテンションが上がる。
 
 

実際に、体験させてもらった。
 

 
本物に引けを取らない操作感反応性
 
 

どうやら、「圧電素子(あつでんそし)」という、衝撃や振動を電圧に変えるものが組み込まれているため、スティックで太鼓を叩いた信号がパソコンに送られるらしい。

う~ん・・・難しい!!!!
 
 

ハイクオリティな○○!!

 

――ちなみに、今製作中の目玉作品はどんなものですか?
 

吉田さん
「約2分の1スケールの戦車です。

2分の1といっても人が乗れるくらい大きなもので、縦2メートル、横1メートルくらいの大きさがあります。」

 


製作中の戦車のモデルとなるプラモデル

 
 

3月24日(土)に開催される愛知工科大学オープンキャンパスでの展示に向け、毎晩のように遅くまで製作を行っているという。
 


加工風景。真剣!!

 

マシンガンですら、この完成度の高さ。
 

 
 

一体どんな戦車が完成するのか、今から楽しみだ。
 


ゆくゆくは戦車のボディとなる発泡スチロールが積まれている


 
 

純粋な想い

 

――最後に、ここまでみなさんを魅了する“ものづくり”の楽しさはどんなところですか?
 

ぶちょー
「時間をかけて作ったものが形になったときは、なんとも言えない達成感があります。
 

けれど、一番の魅力は、この自由なメンバーたちと一緒に作品を作りながらふざけ合ったりする、何ものにも代えがたい楽しい時間です。」

 


先輩・後輩関係なく、本当に仲が良いメンバーでした


 
 

取材させていただいた5人の学生と話していると、純粋にものづくりを楽しんでいることが伝わってくる。
 

メンバーのほとんどが東三河出身で、将来は地元での就職を考えているそう。

東三河の未来を支えるのは、この若い力なんだろうな、と感じた取材だった。
 
 

【大学概要】
愛知工科大学
愛知県蒲郡市西迫町馬乗50-2
TEL:0533-68-1135
URL:http://www.aut.ac.jp/univ/

 
 

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